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漢字書き取り問題

 投稿者:角谷  投稿日:2008年 3月12日(水)16時00分29秒
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   明治42年、宮沢賢治は盛岡中学を受験した。
 その時の漢字書き取り問題に「大砲をハッシャ(発射)す」、「鉄瓶のイガタ(鋳型)」、「センダン(栴檀)は二葉よりかうばし」、「歴史をソンソー(尊崇)せよ」があった(カタカナ部分の漢字化)。
 試験の難易度はともかく、興味深いのはその設問だ。大砲は日露戦争の光輝を曳いていそうだ。鉄瓶は盛岡の名産物の南部鉄瓶を意識したか。二葉はいつの時代から双葉の文字に置き換わったのだろうか。尊崇は現在ソンスウと読むのが一般的だ。これもいつから読みが変ったか。そもそも歴史を尊崇するという表現があるとは思わなかった。

 ついでに、前年の皇太子(後の大正天皇)の行啓に「奉迎」の幕が掲げられた。賢治はこれを「ホーゲー」と歌に詠みこんでいる。「ソンソー」もそうだが、当時は長音記号が通例だったか。あるいは「ゲイ」を「ゲエ(ゲー)」と発音した岩手弁か。ゲーシャ(芸者)のゲーシャ(迎車)なんちゃって。

 さらについでを言えば、岩手日報の行啓記事に「イルミネーション」の外来語があった。
 小生、新聞投稿で「ホタルのイルミネーション」とレトリック的に使ったところ「ホタルの明滅」と味も素っ気もなく直されていた。字数制限か外来語の排除か読者が分からんと思ったのか。どれが本当か知る由もない。
 
 
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